飲まないことで・・・解るコト

  • 2020.02.15 Saturday
  • 02:56

一昨年にジムに行き始めて・・・とは言え


週に1.5回ほど・・・冬場はもっと少ない


そんな状態で「ジムに行っている」と言えるかは判りませんが(笑)


確実に言えるのは


ジムに行き始めてから、お酒を口にする機会が減りました


今までも休みの日ぐらいしか飲みませんでしたが

 

 

   こんな商売をしていると常に呑んでいる様に思われがちですが

 

   意外 わたしたちは 呑んでおりません(笑)

 

   休肝日6日と 健康的な生活です!!

 

   勿論!「一杯どうぞ」とお声をいただきましたならば

 

   喜んで おいしくいただきます💛

 

 

  「目の前にこんなにあったら 呑みたくなりませんか?!」 と聞かれますが

 

  目の前の焼酎は 呑んでもらう為にあるのであって

 

  自分が呑むためにあるのではありません!!(笑)

 

 

  しかし

 

  全ての焼酎の状態、味、香りは把握しておりますので

 

  どうぞみなさんは安心してお任せくださいましまし💛 

 


その休みの日にも飲まないことがでてきました


まぁ〜スイッチが入れば、はしご酒になりますが・・・(笑))))


あえて飲まない・・・ではなく、「べつにいっかぁ〜」な感じです


夜は水や白湯を口にすることが増えましたし、ジュースだと『ポンジュース』を飲みます



飲まないことで、あるコトが起きました


味覚がより繊細になりました


と、言えばいいのか・・・


飲み物を口にした時に、その中に含まれる味がより選別的に感じるのです


一つのモノの中に含まれる色々なモノの味が判りやすくなりました



むかぁ〜し昔、店を始めた頃、年配の方に


「あまり繊細に判るのは不幸だよ。適当なところで手をうちなさいよ」


と、言われたことがあります


30代前半、いまいちピン!ときていませんでしたが


今はその方が言わんとされたことが解ります


その上で、この感覚は大切にしていきたいと思います

(携帯より)

香りの捉え方への私考

  • 2020.02.05 Wednesday
  • 15:37

秋の路地の金木犀の香りには季節を感じます


そして


近頃の路地を占めるのは、梅花の香り
 

 

立春の昨日も通勤中に甘い香りに辺りを見渡すと


畑の片隅で白梅が開花し始めていました

 

 

20200205_2363427.jpg


春の最初の足音ですね


香りは姿は無くとも、心を癒してくれます


そして


嗅覚は味覚へも大きな影響を与えます


「口にする前に味が想像できる」


まさに、嗅覚と視覚からの情報が大半を占めている現れではないでしょうか


そこには


幼き頃からの食の経験値も必要ではあるでしょうが…




随分と前になりますが、


『臭い(くさい)芋焼酎ください」そろそろやめませんか?!


と、ブログ 「『芋くさい』って。」 を書いたことがあります

        (リンク貼っております。お時間あれば覗いてみてください)


確かにこの表現は普通に使われ、決して否定的表現では無いことも百も承知です


しかし


今から自分が口にするモノへの表現としては如何なものかと


芋の質も向上し、技術も進化し、蔵元さんが目指す方向が変化している現在に


同じ表現は当てはまるのかと


思うところ多々有りましたので、文字にしてみました。



私は焼酎を割ることは、味を伸ばすことと考えています


と、同時に香りを心地好く引き立てることも重要視しています


だから


自身が飲むときはもちろんのこと、


提供するときもお湯割りを好むのかもしれませんね



『香り』は、いくら良い香りでも程度があると思います


度を超すと、『香り』が『臭い(におい)』になります


同じ『におい』でも『匂い』なら良いのですが・・・

 

  良いにおいを 『匂い』、悪いにおいを 『臭い(におい)』と書き

 

 『良い匂い』は大和言葉で『かおり』と言い 

 

 『香り』『薫り』『芳り』といった漢字を当てはめます


飲み物の話ですので、『匂い』『臭い』ではなく『香り』であってほしいし、


食をそそる『香り』でないといけません


原材料に由来した香りで鼻腔をくすぐる・・・


それは蒸留酒ならではの楽しみ方であり


味覚へのアプローチでもあると思います



香りを言葉にする時、


 米(麹)由来の香りと・・・


 醪由来の香りと・・・


 (蒸された)原材料由来の香りと・・・


 フーゼル油由来の香りと・・・


私はストレートな表現をしていますが


ソムリエ視点の表現は豊かな語彙で勉強になります


表現を変えるとペアリングすべき料理が想像しやすくなるように思いました


今更ながらかもしれませんが、私には新鮮で


選ぶべき相手がより見つけやすく、範囲も広がったというところでしょうか



先月の東京でのイベント、先日の田崎氏のセミナーで色々と収穫があり

 

 

本格焼酎の主筋を歩みつつ どのように枝葉をつけるのか

 

 

なんとなく感じるところあり この先への道筋が描けるような気がしています

 

 

たくさんの外界からの視点でみることができた機会でした

 

 

少しずつ咀嚼しながら 言葉に・・・形にしていきたいと思います

 

 

また、この経験を踏まえての 今月末の鹿児島の焼酎イベントへの参加も楽しみです

 

 

(携帯より)

瓶熟成への私考

  • 2019.12.24 Tuesday
  • 12:44

必ずしも・・・とは言わないが


蒸留酒においても瓶熟成はすると思う


経験からくるもので、うちの環境では少なくとも変化はあり


それは


焼酎にとってのプラス要素である熟成と 受け止めています


それは アルコール度数が有るほどに判りやすいように思います


しかし


残念ながら・・・なんでもかんでもと言う訳ではないのも 事実です


幸い 私は蔵元さんにお伺いする機会がありますので


造りのお話を聞いたり、蔵の様子を見せていただいたりした上で


味を利くと、伝わってくるんですよね



味の本質というか、性格というか・・・
 

 



そんなこんなで



昨年販売された 宮崎県は松露酒造さんの『あらた』

 

 




蒸留後すぐに和水され25度に調整され瓶詰めされた『新焼酎』


いわゆるフーゼル油・・・油分が浮いている焼酎です

 

 

ガス臭も たっぷり含んでいます
 

 



昨秋の宮崎旅の折りに 味は利いていました


その上で、一本購入をし


当店にて一定の場所で静かに置いていました
 

 


で、

 



この秋、今年の『あらた』が販売される直前に


「今だ!!」


と、開封いたしました



想像通りの味わいに・・・ニンマリ


油分がうまい具合に熟成されており


詰めたてほどではなく ほどよくガス臭もあり


あらゆる『新焼酎』の特長を残したままの旨味が 深まっていました


フーゼル油(油分)の熟成とは なかなか面白い


油分はややもすると酸化し、旨味を損なう原因にもなります

 

 

また ガス臭の変化も 面白い

 

 

 

 

開封後の変化は 今まで経験があり想像がつくが

 

 

未開封の変化は 初めての試みであり 面白い

 



しかし
 

 


松露酒造さんの造りでのフーゼル油の深みある旨さを知る者としては


楽しみに過ごした一年であり、期待通りの熟成の旨さに


ニンマリ!です
 

 


以前 フーゼル油onlyの味を利いた時 

 

 

松露酒造さんの旨さの原点を見た気がしました

 

 

この油感をどこまで残し、どこまで除くか・・・

 

 

絶妙なバランス・・・ 

 

 

『らしさ』の 表現方法・・・

 

 

 

より深く まっすぐに 本質を理解できた刻でもあります

 

 

 


加水で飲んでいただくと、通年商品との違いが解りやすいかとは思いますが


温度をおさえたお湯割りもなかなかの旨さです
 

 

食中酒として ほどよく寄り添い ほどよくアクセントになってくれます

 

 


今年の『あらた』、通年商品の『松露白麹25度』『松露白麹35度』と

 

 

飲み比べていただくのも一興です
 

 

 


偶然に 寝かすに至った結果ではなく


あえて 寝かした一酎の旨さを 是非楽しんでいただきたいです
 

 


一夢庵のスタイルである


『何も足さない、何も引かない、焼酎本来の味わいを楽しんでいただく』


そのひとつの形であります

(携帯より)

かぼすと麦焼酎の相性

  • 2019.11.05 Tuesday
  • 18:22

もうすぐ立冬を迎え、本格的に冬模様へと移りゆくそんな気配ですが


この秋、大分からたくさんの『大分特産カボス』を送っていただきました


大切に育てられた『カボス』は酸味と甘味が程好くそなわった逸品


そんな『カボス』をふんだんに使って麦焼酎をいただく

 

 






大分は常徳屋酒造場さんの麦焼酎『宇佐ぼうず道中43〜44度』を炭酸で割り


大分のカボスを1個丸々絞り込んだ


一夢庵流の『カボス酎ハイ』

 

 




カボスの香りたっぷりに味わいがっつり・・・底辺に麦焼酎の旨味がどっしりな一杯です


身体に沁みる自然の味わいと麦焼酎の味わいを共に楽しめますので、


飲みごたえのある一杯のようです



で、


今回はもう一杯ご用意しました



柑橘類などを加える時のイメージはどうしても『冷』を優先しがちだと思うのです


何故でしょうかね


酸味がたちやすい・・・
えぐみがでやすい・・・
苦味がでやすい・・・などでしょうか!?


とある麦焼酎を手にしたとき・・・「ホットなカボス酎」をイメージしました


「ホットなぁ〜」というだんなに「まぁまぁ・・・」と言いつつ形にしてみました


まず一杯目は思う感じにならず、的を得ない味わいになりました


工夫したつもりが、かえって旨味を弱めてしまいました


ならばと・・・ストレートな作り方をすれば


麦の風味とかぼすの風味が闘っていました


どちらかありき!!ではなく対等にが毎度の私のテーマ


で、


もう一杯作ってみました



自己満ですが(笑)・・・


思う感じに添った一杯になりました



お客さまも


「ホットとは珍しいね」


「これで帰ってぐっすり寝れそうです」


「風邪をひいた時に飲んだら治りそうだね」


と、大事に飲んでくださっています



その麦焼酎とは


大分の藤居醸造さんがこの秋出された『麦波(ばっは)』

 

 




常圧蒸留の旨味を表現される蔵元が敢えて減圧蒸留で味わいを表現した一酎


バランスの良い味わいは呑んで旨しです



常は、水割り・お湯割りをメインにすえ、他に何も加えない


焼酎本来の味わいだけで十分というのが信条であり


それを表現すべく、精進していますが(笑)



この『カボス酎ハイ』『ホットカボス酎』は


地域特産同士ならではの味わいを楽しませてくれます


まさに!ベストカップリングだと思います




何かを加える時に私が大切にするのは


そのベースにした焼酎がそれでないといけない理由


その焼酎であるべき理由


そして


味わいが両立している


つまり


なんとなくのアルコールではなく、何を使ったか判るようにする



そうでないといけない・・・と、思っています



グラスを口に運んだとき


「カボスの香りがしっかりするね」


一口楽しんで


「カボスの自然な味わいがたっぷりするね」


飲み干して


「後から、麦焼酎の味わいがしっかりするね」


とのお客さまの評は


さすが!! うちのお客さまはこちらの意図をしっかり感じてくださる!!


と、心の中でニンマリ



まだまだ楽しんでいただけます

 

 




大分の秋味


お楽しみくださいませ

(携帯より)

やさしさの伝染

  • 2019.09.28 Saturday
  • 16:19

とある日のカウンター話

 

 

「前回飲んだ『黒糖』がおいしかったから、何かお湯割りでください」


前回、朝日酒造『黒潮』の前割りボトルを飲まれました


と、いうことで・・・


朝日酒造『朝日30度』をお湯割りでお出ししました


「旨いなぁ〜」と、惚れた娘を眺めるかの様な優しい表情で


ラベルを二度見、三度見・・・しながら杯を進めておられる姿は


私たちまで優しい気持ちになりますね



また、カウンターでおまかせ杯を進めておられる男性は


「暑さで疲れた日にさりげなく出してくれた黒糖焼酎のお湯割りは旨かったなぁ〜

 今夜も飲みたくなったなぁ〜」


と、いうことで・・・


せっかくなので、山田酒造『長雲』でお出ししました



そんな様子を見ていた麦焼酎のお湯割りを楽しまれていた男性が


「なんだか気になるなぁ〜飲みたくなるなぁ〜」


と、いうことで・・・


有村酒造『有泉』でお湯割りをおつくりしました



日が暮れると虫の音が聞こえ、風に優しさを感じる夏の疲れが出やすいこの時季


黒糖の甘い香りが優しく鼻腔をくすぐり、温かさと甘さを身体で感じてホッと一息


なのに・・・スッキリとキレる後口に杯がすすむ

 

 

20190928_2319508.jpg


身体に優しく・・・まさに『ダレヤメ(疲れを取る)の酒』



たまたま居合わせた者同士が、同じ刻を同じ心持ちで過ごす


これぞ!!居酒屋のカウンター


やさしさの伝染


これぞ!!居酒屋のカウンター


一役、二役・・・活躍するのが『本格焼酎』



おっ!うまくまとまったな(笑)

(携帯より)

表現への考え方

  • 2019.08.26 Monday
  • 02:00

より良い・・・より的確な表現をするには


なにも難しいことはありません


ちょっとばかりのひと手間をかけてあげるだけです



そう思いませんか?!




ある夜のこと


「○○蔵の芋焼酎は呑むんですが、麦焼酎はどうもねぇ〜」


「色々芋焼酎は呑むのですが、麦焼酎は美味しいと思わないんです


 って言うと、色々な店で「この香ばしさが美味しいでしょ」と、水割りを出してくださるんですが


 その香ばしさが受け入れられないんですよね」


と、

 

 

これまた苦手と言われた米焼酎の杯を「これはイケる!」スイスイ傾けながら言われた



『これはこのまま帰っていただくわけにはいかない!


 焼酎をこれ程愛飲される方が「飲めない」と敬遠されるのはおかしい!!』


と、思いました


で、


その方が「飲めない」と言われた麦焼酎を持ち合わせていましたので


ちょいと水割りを作りました


「私からの一杯です。駄目なら無理しないでくださいね」と一言添えてお出ししました


香りをみられて「あっ!!○○ですね」と・・・


苦手とされる香りはすぐ判るようで・・・おそるおそる口に運ばれ・・・


「えっ!?えっ!?美味しい」と、一口二口確かめられていました



「そうなんですよね。飲めないはずないんですよ。」


と、いう私に


「なんで?」と言われるので


「麦焼酎の表現として『麦の香ばしさ』は大切ですが、


 それをどの程度どの様に表にだすか・・・なんですよね」とお答えしました


「お話を聞いている中で、香ばしさの何が苦手なのかを考えたのです


 だって、芋焼酎の香ばしさはお好きですもんね」ともお話ししました



「飲んじゃいました。克服した気分です。でも・・・家で自分で作ったら・・・」と心配されるので


「考え方を変えてみてください。水割りは度数をさげますが、薄めるものではないのです


 味を伸ばすのです。香ばしさは旨さの表現ですが、聞いている感じでは


 もうひと伸びさせたほうがいいと思います」


で、


もうひと伸びさす私なりの手順をお伝えしました



その後、その方のSNSを見ると


「美味しくいただいています。


 焼酎が『やっと私の美味しさに気が付いてくれたのね』と、喜んでいるようです」


と、苦手とされた麦焼酎の瓶と水割りグラスの写真が添えてありました



素直に『良かったなぁ〜』と思います




『麦の人』と呼ばれて(笑)早何年・・・


ちょっとはお役にたてたかな!?

(携帯より)

旨さの表現

  • 2019.08.05 Monday
  • 14:06

2019080420420000.jpg

 

 

 

お客さまからポロリとこぼれた言葉


「これは、旨さの表現の飲み比べだな」


なかなか真を突いたいい表現だなぁ〜 と思った



さて、この言葉がポロリとこぼれた状況は・・・



常連さまが常々「長崎出身の知り合いを連れてきたい」と言われていて


その日に至りました


生ビールで汗を落ち着かせた後


前割り瓶を2本(芋&黒糖)空けて


〆の一杯ずつをショットで呑もう!! とのことでした


先日呑まれた『青一髪』をリクエスト


私からの提案


「かなり呑まれた後なので解り辛いかもしれませんが


『前割り』と『今割り』を飲み比べされませんか!?」



「それは面白い」 ということで了承をいただきました



度数、温度帯を合わせてご用意しました


で、


呑まれての一言目が


「これは、旨さの表現の飲み比べだな」 でした


細かいお言葉をいただきました



前割りは、驚くほどまろやかで口当たりがよい。


初めての経験だ


だからといって味わいが弱いわけではなくしっかりしている



今割っていただいたのは、


焼酎らしい飲み口で飲んだ後にグッとかえってくるものがある


この飲み口は 「焼酎飲んでるなぁ〜」 と感じる



そうなんですよね


こうして飲み比べをしていただく私の目的は


けっして甲乙つけるためではなく


ひとつの銘柄で旨さの表現が色々あることを感じていただきたいのです


そして


焼酎の自分の好みの一端を感じてほしい


また


私もそれを伝えていただくことで、お好みの把握に繋がり今後に活かすことができます


だから


『旨さの表現の飲み比べ』 というのは


まさに!! のお言葉でした



こうした感性のお客さまがいらっしゃることが、私を成長させてくださいます


本当にありがたい存在です

(携帯より)

旨味の現れ方

  • 2019.07.29 Monday
  • 16:22

2019072916210000.jpg

 

 

 

以前話したように・・・


当店には二種類の前割りがある


そのひとつ


35度以上の本格焼酎を前割りし、ボトリングして冷蔵庫で保存したもの


通常の前割り度数12〜13度にしています


昨年から案内しています


手前味噌ですが・・・地道に緩やかに浸透していっている実感があります


で、その魅力のひとつにはこんなこともあると思うのです



それは空瓶の時に判りやすいのですが・・・


瓶の残り香で呑めそう!という感覚です


ましてや


同じ瓶に、同じ銘柄を作り続けるので


香りの残り具合もかなりのモノに


と、いうか


本来飲んでいる時に感じる香りよりも深みや奥行きがあります


その香りに・・・


私は


その銘柄の更なる可能性を感じますし


原酒の前割りへの可能性の道筋を感じます



で、


香りを何かに例えるとするならば


まさに!『室(むろ)』つまり『麹室(こうじむろ)』の香りなのです


あくまでも私の感覚なのですが


『麹造り』にしっかり筋をもった考え方をされ、しっかり手をかけておられる蔵元さんの焼酎は


味の伸び具合が幅広く


味わいや香りが度数に関係なくぶれないのです



だから、扱う上で楽しいのです



空瓶に新しく前割りを作るときには必ず香りをチェックします


その銘柄の更なる可能性を感じつつ、想像、模索します


それを繰り返していると・・・


水割りを作るときに新しい味わいに出会えます



先日も・・・


水割りを作り、あたりをみると


後口に


『ビターチョコ』を食べたあとに残るふかみのある甘味を感じたのです


普段、刺激物や苦味の強いものを食べない・・・好まない私ですので


『ビター』とは言え、甘味に一番近い位置の『ビター』ですが・・・



ひと銘柄の中に


表現できる旨味は、たくさんあります


ステアの仕方ひとつでも変えることはできます


面白いですよね


あらゆり場面で五感を働かせ


旨味との出会いを逃さないようにしたいです

(携帯より)

割り材探求

  • 2019.07.12 Friday
  • 15:54

もう一昨年のことですかね・・・いやまだその前だったなぁ〜


久しぶりに顔を合わした方から


「相変わらず、炭酸割りは否定ですか!?」


と、聞かれたことがありました


その時の答えは


「別に全否定と言うわけではないんですよ。


なんでもかんでも・・・を受け入れられないだけですよ」
 

 


事実・・・

 



昨年は『おすすめの炭酸割りを!!』のオーダーをたくさんいただきましたし


割り材としての『炭酸水』は、

 

 

お客さんに 「ありだなぁ〜」 の評価をいただき


季節を選ばず 安定して飲んでいただけています




そこに至るには



常時手に入る炭酸を色々と飲んでみました


商いで使う限り『常時定価で手に入る』は必須条件ですね


それも、身近(購入に行ける範囲)でね



で、


色々飲み比べるにあたり2人の中での基準は


 あくまでも主役は『焼酎』であり


 素材を損なわないモノ


 あぶら感や苦味を出さないモノ


などでした。


泡の大きなモノは、省きました


炭酸のきついモノも省きました


と、いうのも


泡の大きなモノは あぶら感をグッと引き出すようにかんじるんですよね


たしかに、


炭酸がきついモノのほうが飲みごたえはありますが・・・


要は、 炭酸割りに何を求めるか 


アワアワのググッと感なのかどうかであったり


微炭酸であっても旨さの演出ができるかどうかですね



私たちはあくまでも『食中酒』としての炭酸割りを求めているので


基準をしっかり据えました



で、


見つけた炭酸は


なかなかの逸品


炭酸割りを飲まれたお客さまの中には


「これは炭酸が美味しいだよ!」と大絶賛


フト・・・目が合い


「勿論!焼酎があっての話だよ!!」と、言い添えられます(笑)))




先日の 『酒には物語がある!!』 に記したように
       (リンク貼っています)   

 


蔵元さんが瓶詰めされた時点での味を損なわないようにするは


『基本の基本!!』の話であり


私の役目は


割ることで、その先の旨さを引き出すこと


で、あります



もう少し言えば


蔵元さんが想像されている・・・その先の焼酎のポテンシャルを引き出すこと


が大事であり


焼酎居酒屋としての『一夢庵』の存在意義と思っています



そうそう!


炭酸割りに用いる『焼酎』も選びに選んでいます


割り材を厳選するのと同じようにね


『炭酸割り』は


焼酎の入門編にもなり得ますし


飲み慣れた方への差し色ともなります



この夏も酷暑となるのでしょうか?


暑さに1日頑張った自分への労りに・・・


「お疲れさま」と焼酎の炭酸割りはいかがですか💛

(携帯より)

酒には物語がある!!

  • 2019.07.05 Friday
  • 18:48

2019070518470000.jpg

 

 

過日・・・お客さまからのリクエストがありました


「今度一緒に来る人に『前割り』を教えてあげたいから、オススメを1本入れて作っておいて」と。


2〜3週間程前に予約をいただいていたので


銘柄を選び、寝かし期間を決め、『前割り』を作りおきました



今回選んだ焼酎は


東シナ海に浮かぶ島、『甑島(こしきじま)』・・・下甑島の吉永酒造さんの


『その名は甑州 journey』


通常商品として 『その名は甑州(そしゅう)』 があります


同じ冠でありながらの・・・この『journey』は


この春、中学校を卒業した子供たちが育てた甘藷(かんしょ)で造られた焼酎です


甑島には 学校が中学校までしかありません


だから、必然的に中学校を卒業すると島をでることになります


いつかまた 島に戻り生活をする人もいるでしょうが


島外に生活基盤を築く人もいるでしょう


そんな刻を前にして、仲間と共に過ごした時間のひとつである


甘藷を育て 収穫をする経験


今はまだ呑める歳ではないですが


二十歳を迎えた刻に封を切る楽しみは、


心強い想い出でしょう



そんな想いを託され、製造された吉永酒造さん



味わいは


通常商品の『その名は甑州』のしっかり感はそのままに

 

 

爽やかさがプラスされています


それには、

 

 

農家さんではない子供たちが育てたという要因をうまく活かされた結果でしょうね。

 

 

私はしっかり感は勿論! この爽やかさを活かしたく思い、


前割りも2段階に分けました。


一升瓶(1800ml)に造ったのですが、


まずは 5対5で割りました


で、 一日寝おいて


違う割合のモノを造り 継ぎ足しました


で、


毎日一回 静かにゆっくり瓶を動かしました


あくまでも、私の勘ですが・・・その勘を大切にしています



ストレートで飲んだ印象と


蔵の・・・造りの様子を思い浮かべ


蔵元さんと話したこと、蔵元さんの想いを思いだし


青い海と 寝転び見上げた満天の星空を 懐かしく思い出しながら


味わいを私なりに決めていきます



蔵元さんが瓶詰めされた時点での味を損なわないように


は、基本の基本


プラス、割ることでの『その先の味わいを引き出す』が私の課題・・・というか役目



当日は焼酎を取り巻く環境の語りをしながら、お出ししました


島の暮らしの一端を知ることで、初めて出会ったはずの焼酎に


早くも愛着が湧きます


そして


前割りと今割ったモノを同時にお出ししました


みなさま、『前割り』の思った以上の香りの豊かさに驚かれていました


そして


飲み口の良さとお料理との親和性を楽しまれました




焼酎ひとつひとつに


蔵がある地域の物語があります


造りの物語があります


そして


味わいや香りの引き出しかたに物語があります



酒・・・焼酎にはたくさんの物語があります



味わいと共に・・・物語もお楽しみください


語れる酒には味わいがあります


そして


語れる酒を楽しんだ刻は語れる時間となり


たくさん過ごす時間の中でも良き刻となるでしょう



みなさま
どうぞお楽しみくださいませ

(携帯より)

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