表現を楽しむ

  • 2017.11.20 Monday
  • 16:04

2017111822350000.jpg

 

 

先週末の話だが


いつも「焼酎を楽しもう!!」と来てくれる若い衆


彼らの彼らなりの表現が、楽しくて好きだ。


おまかせで杯を重ねていく。


付き合いも長いので、好みも承知。


彼らの焼酎探求心


彼らの当店への期待も把握しているつもりだ。


先日はこんな感じ(上記の写真)で、杯を重ねてもらったのだが


香りの表現の仕方


味わいの表現の仕方


何かと比べた時の表現の仕方


なかなか面白い。


「なるほど!!」と思う。


「それも有りか!!」と思う。


面白いのが


女性に例える時だ。


昭和の匂いを感じる表現だ(笑)



自分だけ、だんなとの会話だけ、焼酎を専門としている方との会話だけ、


その中には無い、何にもとらわれない表現が顔を見せる。


魅せる…と言っても良い。


私の中での『割る』ことへのヒントにもなる。


『伝える』ことへのヒントにもなる。



焼酎の懐の深さを感じる。

改めて、


焼酎は


香り豊かで


味わい深い


日本の蒸留酒と思う。

(携帯より)

私の割る楽しみ

  • 2017.11.17 Friday
  • 15:52

『焼酎は割ってなんぼ』


『割っておいしい焼酎は、本当においしい焼酎だ』


と、お話しますが…


豪語する(笑) かぎりは


「旨い!!」 と思っていただける水割り、お湯割りの提供をしなければなりません。



だから…と言って、力んでいるつもりもありません。


ただただ、割ることが楽しいのです。


『割る』と言えば… 『÷』で分割を意味しそうですが、


私の『割る』は、旨味の倍増を意味します。


度数を下げつつ、旨味を維持


もしくは、倍増することを意識しています。



この焼酎が表現したいことは何なんだろう!?


この焼酎の特徴は何なんだろう!?



と、感じとるようにします。


そして


そのままにその良さをお届けするには… と考えます。


なので、


よく紹介されている手順も私には関係ありません。


割る手順に決まりをつくりません。


敢えて、あり得ない手順もします。


その焼酎にとって一番最適な手順

 

 

一番 『らしさ』を醸し出せる手順

 

 

を模索します。


これが、楽しいんです。

 

 

見つけた時は 宝物を見つけたようですね♡


それが、


焼酎の個性、当店の個性と捉えています。


色々考えて…の手順でお出ししたお湯割りが


お客さまのお口に合い「これいいねぇ〜」とお言葉いただき


お湯割りにはまる姿は、嬉しいかぎりです。



  2017111715580000.jpg

 

 

寒さ増すこの季節、ほっこりお湯割りで過ごしませんか!?

(携帯より)

私の水割り。

  • 2017.08.29 Tuesday
  • 14:16
「水割りで、一夢庵でしか見たことないコトがあるから、

今度行った時に聞きます」


こんなメッセージをいただいてから、『?』が浮かび


意識して水割りをつくるが、『?』しか浮いてこず…


首をひねるばかりだった。


先日のご来店時に「何が違いますか!?」尋ねてみた。


「では、水割りをください」と、注文を受けた。


水割りをつくりながらも、何だろう!?しか浮かばない。


グラスをお客さんの元に置いて、


「何か、他と違いますか!?」


お客さんはグラスを見て、


「飲まなくても違いは判ります。見るからに違うでしょ。

氷の量が…」



「あっ!!そこかぁ〜」



確かに…氷の量は少ないと言うか、無いに等しい量ですね。



「何故なんですか!?」




まず、手順からいうと


器(陶器)を選びます。


氷を1つ入れます。


氷をなめるように焼酎を入れます。


ステアします。


焼酎と器を冷やすことはもちろんですが


氷を溶かすことで、焼酎を中から味をのばして整えるイメージです。


私は、この『焼酎を中から味をのばす』を一番大事に思います。


また、氷も自分で作っているので溶け具合も理解しています。



そして、


冷えた水を加えて、最後の調整をします。


味が整い、水割りが出来上がったところで


最後に氷をひとかけら浮かばせます。


この最後の氷は、飾り氷です。


『飾り氷』…


私の勝手な造語ですがf(^_^;


溶けたとしても、味わいに影響しない程度の氷を選びますし


溶けたとしても、味わいに影響しない水割りを作っておくことを


心がけています。



あくまでも私の主観ですが、


水割りを作る際


その焼酎の旨いと思うポイントをつくわけですから


そこからあまり変えたくない…が心情です。


最後の一口まで味わってほしい。


最初の一口と最後の一口では氷が溶けた分だけ度数は変わりますが


味わいの印象は変えたくないのです。



ステアして氷を溶かしたり、水を加えてステアすることは


味をのばして整えるイメージでしておりますが


飲んでいる最中に氷が溶けるのは


水割りの上に水の層をのせているイメージでとらえています。


その水の層は水臭さを誘うように思っています。


だから、


氷の扱いが『飾り氷』なのです。



確かに…


時々思うんですよ。


水割りを飲まれるお客さんの水割りの温度のイメージって何度かなぁ!?


ビール程の冷たさを求めるとすると…私の水割りは常温に感じるだろうな。


しかし


あまりに冷たくしても


味わいや香りがたちにくくなるので、結果おいしさが半減するしなぁ〜。


あくまで食中酒としての焼酎の提供ですから…


お料理の温度とも添わしていきたいしなぁ〜。


と、思考巡らし…今は今のスタイルで突き詰めていっています。



そもそも「水割りとはなんぞや」なんですよね。


度数を下げる作業ではないのです。


本来のおいしさを引き伸ばすためのひと手間です。


片手間な作業ではなく、大切な時間です。


そんな気持ちで向き合っています。



「家で水割りを作るとき、無意識にグラスにモリモリ氷を入れているなぁ〜


一口飲んで、ちょっと他用して次に飲むと水臭くなってるなぁ〜」


なんて、改めて何気ない身に付いた飲み方を思い返されていました。



おいしいモノをおいしさそのままに飲むための手間には、


全て意味があります。


まぁ〜いつも考えながらしているわけではないですけどね。


本能、直感ですがね。


あっ!!ひとつ常に意識していることはありました。


『味覚』です。


きちんとした『味覚』を保つことは意識していますね。


食べるもの、飲むものへの意識はありますね。


せっかく親からもらった『味覚』ですから…。



長々と私の水割り論を書いちゃいましたが、あくまで『私の』であり、


焼酎を扱う上では、全てが正解であると思うんですよね。


不正解はないと思います。


それが、焼酎の懐の深さだと思います。



『私の』である焼酎水割り論も、だんなの作る料理あっての話です。


だんなの作る料理に寄り添うこと、


食中酒であること、


これが、水割りの味の決め手でもあるわけで…


一夢庵に来られた際には、そういう楽しみ方をしていただければ


幸いですね。

(携帯より)

『割る』その参

  • 2017.06.10 Saturday
  • 00:16

携帯を触っていると…


春に書きかけのブログがありましたので、完結させようかと思います。


時間が経ちすぎて…読み返し、何を話したかったのか思い起こしました。

 

 

何故書きかけのままか・・・ それは保存したまま 気がそれた?!

 

 

まぁ〜 いいか。

 

 

ちなみに

 

 

同じカテゴリー『焼酎語り』に 『壱』・『弐』 ございまする。




今年に入り


「焼酎のことは何も判らないのですが、飲んでみたいと思ったので…」


と、初来店の若者が暖簾をくぐってくださる。


一人呑みもあり、この外観もなんのそのが(笑)嬉しい。



カウンターに腰をおろして…


先程の一言を。


「焼酎のことは何も判らないのですが、呑んでみたいと思ったので…」


普段何を飲まれているか!?などの話をお聞きして


最初の一杯をチョイス。


この一杯がなんといっても重要なんです。


この一杯で愛飲者になってくれるか決まるのです。



この様な場合、まぁ飲み手が変わりますから必ずとは言えませんが


よく登場さすのは、


『一夢庵流特製水割り』


です。


簡単に言えば、俗にいう『前割り』です。


わざわざ『一夢庵流特製水割り』と言っちゃうのは


まず、


割り水に使う『水』は、


主人が汲んできた水を一度沸かしてからつかいます。


割る割合は、


個々の焼酎の私の表現したい味わいになるようにしています。


寝かす期間は、


しつぎの形をとっています。


つまり、半分程度になってきたら…前割りを作り足します。


なので、


作り始めの数年前が多少なり混ざっているということです。


そして、


単一ロットではなく、様々な時期の造りや瓶詰めが混ざっています。


こういったことで、


敢えて『一夢庵流』としています。



種類は『麦』3種、『芋』3種、『黒糖』1種です。


何故これなのか!?


他の焼酎は前割りできないのか!?


等、訊ねられることがあります。


まぁ〜100種類ほどあるなかで7種だけだと、


「何故!?」も解ります。


そういった時にお答えするのは



  「どれも割ることは出来ます。」


この一言ですね。


そして


   「大切なのは、何を表現したいかです。」


 焼酎の何を表現したいか!!


と、


 『前割り』と言うものの何を表現したいか!!


なんですよね♪と、付け加えます。



例えば、一夢庵で大切にするのは


味わいですが、これは割る割合で調整します。


そして、うちの場合は

 

 

瓶にて常温(店内気温変化アリ)長期保存をすることになるので


その条件下にあっても


品質が変わらない!(香りが抜けない、味わいが薄まらない等)


が、重要課題となります。



確かに、


まだまだ前割りしたい焼酎はありますよ。


だけれども…


場所との兼ね合いもありますからねf(^_^;


今後、場所との相談で増減していこうと思います。



しかしね


人の好みは様々で


同じ銘柄でも


『前割り』と『今割り(オーダーをいただいてから作ります)』を飲み比べると


二者に別れます。


しかし


それが正解だと思います。


個々、焼酎に求めるものは違いますからね。


私が嬉しいのは


「どっちでも一緒だ。」


が、無いことです。



『割る』


簡単なことで


奥深いことです。


なんでも一緒


誰がしても一緒


ではない愉しさを感じていただければ、幸いです。

(携帯より)

世界は広いですよぉ〜♪

  • 2017.03.20 Monday
  • 06:51

今宵は、日曜日の臨時営業にも関わらず


たくさんのご来店をいただきました。


本当にありがとうございました。




ご近所さんが、三世代での外食にお出掛けで…


フト…うちに電気がついているのに気がつかれ


「いける!?」


「日曜日休みだのに、今日は開いててラッキーだ!!」


なんて、言っていただきました。



いえいえ…こちらこそラッキーです(笑)




そんな賑やかなお食事の中


男性陣は焼酎へ


「麦の水割りで」


「○○を濃いめの水割りで」


と、ご注文いただきました。


『麦の水割り』 には前割りの大分麦焼酎をお出ししました。


『○○(麦焼酎)の濃いめの水割りで』 には加水と水割りの間での割りでお出ししました。



○○とご指定いただいた方は、お連れさまの前割りに興味をもたれ


一口呑んで… 「おっ!!」


お代わり時には


「黒糖ってどう!?興味あるんだけども」


と、いうことで


喜界島の黒糖焼酎を水割りでお出ししました。


「これはいいねぇ〜香りの甘味と味わいがいいねぇ〜」


「知らない世界だなぁ」


一杯をとても楽しんでくださいました。


そして


「この後に飲むなら、何がいい!?」とご質問。




色々…思い巡らし…


「敢えて違う蔵の黒糖焼酎は如何ですか!?

  ひとくくりに黒糖焼酎と言っても、味わいの表現が違います。

  続けて飲んでいただくと、より判りやすく感じていただきやすいと思います。」



「では♪それで!面白そうだなぁ〜」



と、いうことで


奄美大島の黒糖焼酎の水割りをご用意しました。



「わぁ!また違うねぇ〜。甘味の中にスッと通るものがあるねぇ♪」




うちにご来店いただくお客さまに共通して言えることですが


みなさん、飲んで感じたことを言葉にしてくださいます。


私たちに伝えるためであったり、ポツリと出た一言であったり。



その一言一言が、私には勉強になります。


同じ事を感じて下さっても表現する言葉が違ったり


そもそも見る視点の違いからくる、感じ方が違ったり



『なるほどなぁ』


『おもしろいなぁ』


と、思うことが多々あります。


とても参考になります。




今宵の水割りを楽しんで下さったお客さまの最後一言は


「今まで、○○が最高峰だと思って飲んでいたけど、

  まだまだあるなぁ〜♪


  世界は広いなぁ!!」




確かに、○○は素晴らしい麦焼酎です。


しかし


私が目指すのは


焼酎の世界を広げて、色々味わい、感じて、楽しんでいただくことです。


なので


「世界は広いなぁ」の一言は嬉しかったです。



きっとこれからは


お気に入りの一酎を大切にしつつも、色々冒険を楽しんで下さるでしょう。




『焼酎の世界は広いですよぉ〜』 (⌒0⌒)/~~

(携帯より)

『割る』その弐

  • 2017.03.16 Thursday
  • 17:20

よく尋ねられるんですよね。


「何対何の割合でしてますか!?」


「何回、回してますか!?」


「氷は何個がいいですか!?」


「お湯の温度は!?」


「お湯を先に入れるんですよね!?」




うぅ〜んと…困っちゃうんですよね。(笑)


正解なんて無いんですからね。


言っちゃえば、好みだし…感覚だし…。




だから、


「好みなので、基本好きにされたらいいと思いますよ」と答えたいところですが…



一度この返答で(付き合い長い常連さんにですよ)


「冷たいなぁ〜」と言われたので(笑)



それからは


「まずは、5対5で割ってみて下さい。そこから好みを探して割合を変えてみて下さい。」


「お湯の温度は、アチチはやめてくださいね。焼酎がビックリしますからね。」


「前割りを作っておいて

  夏場でしたら、そのまま冷蔵庫に入れておいたら

  そのまま飲めるので、お手軽ですよ。

  冬場でしたら、湯呑みに入れてレンジで温めたらお手軽ですよ。」


「(市内の方には)水、氷はできれば水道水でないものを使われたほうがいいですね」


と、お答えします。




しかし、


少しでも美味しく飲みたい!!と思ってくださって


焼酎を扱うお気持ち故の質問は、とても嬉しいことですね。


家呑みも焼酎!!


生活の1場面を飾る国酒です♪




以前、


「ここの水割り、お湯割りは美味しいからマニュアル化したらいいよ。」


「そうすれば、みんなが何処でも美味しいのが呑めるからいいことだよ。」


と、提案を受けました。


企業コンサルのお仕事をされているお客さまからのお声でした。



実は…


マニュアル化できない手仕事を特化してできるのが


私たち個人商店の利点!?特権!?と思います。



水割り、お湯割りの奥深さを伝えきるのは難しいですね。


言葉で伝えきるのは難しいけれども…


実際に作った一杯で伝えるのは


簡単とは言いませんが、一番確実に伝わりますね。


楽しいですね。


昨夜も…


数年振りのお客さまが


好みのリクエストを言われながらの数杯の水割りをかたむけられ


「〆は、オススメの水割りをください。」


一口呑んで


「フルーティな香りとしっかりした味わい!!知らない初めての世界だぁ!!」


「久し振りに来たのに、すごく楽しませてもらったなぁ〜♪」


と、楽しそうに過ごしてくださいました。



こんな夜は、私もいつもより更に心地好い眠りに就きます(笑)

(携帯より)

『割る』その壱

  • 2017.03.09 Thursday
  • 18:53
何度も言っていますが


『割る』=『味わいを伸ばす』


これが、私の焼酎に対する姿勢です。



どうしても…水割り、お湯割りを


飲みやすくするため


度数を薄めている


と、受けとりがちの空気がある。



カウンターでその様な話になれば、


丁寧にお話をして、意識が変わると言うか…


新たな見方を意識して頂けるように促すのが


私たちの仕事のひとつと思っています。




「飲みやすくする」


この「飲みやすく」の対象は何ですか!?


味わいですか!?


度数ですか!?



では、


「飲みにくい味わい」って何ですか!?


そんな味わいの飲み物を敢えて飲む必要ないでしょ!?(笑)



「飲みにくい度数」って何ですか!?


バーボンやウイスキーなど洋酒には「そんなもんだ」のイメージで飲んでませんか!?



多分、多分ですが


この2つとも、


言っている本人も余り意味合いを考えておられないように…


思うのですが。


なんとなく…のイメージで言葉にされているように思うのですが。



そう思うと、


今の焼酎のイメージはまだまだ浸透されてはおらず、


昔のイメージや勝手!?な想像の書き換えができていませんよね。




とある杜氏さんが言われてました。


今の焼酎の造りは完璧すぎる。


と、おっしゃいました。


だから…と、言うわけではありませんが


美味しくない焼酎は存在しないと思います。


言っちゃいますが(笑)


美味しくないようにしているのは…


扱い手だと思います。


なんでもかんでも


水だとかお湯だとか…入れれば言い訳ではありません。


なんでもかんでも


5対5だとか6対4だとか…割合を決めれば言い訳ではありません。


ちょこっと…ちょこっとでいいです。


意識してみませんか!?


きっと、昨夜より好みにあう味わいに出会えると思いますよ。

(携帯より)

嬉しいかったなぁ〜。

  • 2017.02.24 Friday
  • 15:23

昨晩もたくさんのご来店ありがとうございました。


とある方の帰りの一言。


「あの二杯目の焼酎は何でしたっけ!?」


   『宮崎の芋焼酎「うすにごり」です。』


「そうそう!!うすにごりでしたね。」


しっかりした味わいとのリクエストで


芋焼酎の水割りをおまかせで出させていただいていました。


   『お味はいかがでしたか!?』


「とても美味しかったです。ちょっと感動するぐらい♪」


   『ありがとうございます。蔵元さんに伝えておきますね。』


「最後の一口まで味がしっかりあって美味しかったです。」


   『良かったです。ありがとうございました。』




そうなんですよね。


水割りをお出しする時に心がけるのは


最後の一口まで 焼酎の味わいを崩さないこと。


焼酎と水だけなら、温度帯以外変わるものはありません。


温度帯とは言え、お湯割りに比べれば幅の少ないものです。


問題は『氷』の存在なんですよね。


『氷』が溶ければ、自然とアルコール度数は下がります。


と、言うか…


水割りの上に水を乗せる といった感じが正しいでしょうか。


当然、 一口目と最後の一口は味わいが変わります。


味わいがあれば、まだ良しです。


微かに焼酎の味がする、ただの水になっている可能性もあります。


だから、


水割りを作る時は、最後の一口まで想像して作ります。


氷も作っているので、性質は解ります。


溶ける具合も解る と言うことです。


だからこその話なんですがね。


後は… 飲むスピードですね。


こればかりは… 私がコントロールできるものではありません。


しかしながら…


ありがたいことに、常連性の高い店なので


お客さんの癖が判ります。


だから、


お客さんの飲むペースに合わせた水割りができやすいのです。


面識のない方や浅い方は、最初の1杯で探ります。


当然、常連さんといえ…


今日は話し込まれていて、いつもとペースが違うな… と思うと


水割りの作り方も変えます。


変幻自在に変えられる。


これが、手作りの良さであり、その場で作る良さですね。



しかし


嬉しいものです。


何気なく、当たり前にやっていることに


こうしたお言葉をいただくと言うことは、確信が持てるし、励みになるし


何よりも


焼酎を美味しいと思っていただけ、また飲もうと思ってもらえることが


良かったぁ〜


と、思います。



さて、今宵も暖簾をあげますか♪

(携帯より)

一酎一心

  • 2016.11.11 Friday
  • 14:56
2016111020120000.jpg
カウンターには、ずらっと本格焼酎が鎮座しています。
 
 
これはほんの一部です。
 
 
後は・・・所狭しと、私の周りを取り囲んでます。
 
 
ちょっとした取り巻き達ですね(笑)
 
 
 
 
よく尋ねられることに
 
 
「どの焼酎が、一番売れますか!?」
 
 
「どの焼酎が、オススメですか!?」
 
 
時に
 
 
「どの焼酎が、美味しいですか!?」
 
 
 
 
確かに…
 
 
目の前にズラリと並んでいたら、
 
 
会話のきっかけや会話のひとつとして、聞いてみたくなるかとは思います。
 
 
さして、深い意味合いあっての質問では無いとも理解します。
 
 
 
しかし・・・時に・・・
 
 
何を求められているのだろう!?と思わないでもありません。
 
 
 
 
「これだけあって、女将の一番好きな・・・焼酎はどれですか!?」
 
 
と、尋ねられた時は
 
 
あれこれ話が弾みますね。
 
 
何故その焼酎を選んだのか!?の想いに始まり
 
 
その焼酎の説明に蔵元さんの話。
 
 
その焼酎の好きな飲み方・・・等々。
 
 
 
ほとんどの方が、
 
 
「それなら、私も一杯もらいましょう(笑)」
 
 
と、おっしゃってくださいます。
 
 
 
 
何の違いがある!?と思われます!?
 
 
全く違いますよ!!
 
 
 
 
先の3つの問いに答えるとき・・・
 
 
「うちは、どの焼酎にもそれぞれファンがおられますので、平均的にでますよ。
 
どれかひとつが、突出して呑まれる・・・ということはありません。」
 
 
 
「どれもオススメですよ。
 
全て2人で味を見て、置きたいものを置いてますから。」
 
 
 
「味の好みは、人それぞれですからね。
 
お好みを言っていただいたら、それに添ってお出しいたしますよ。」
 
 
 
ねっ!話の広がりようがないでしょ!?
 
 
てか・・・話を広げる気がない答え方してる私に反省ですね(笑)
 
 
 
 
何種類の焼酎を扱おうが、
 
 
ひとつひとつ・・・一酎一酎、味わいは違います。
 
 
一酎一酎、蔵元さんの想いは違います。
 
 
一酎一酎、お伝えしたいポイントは違います。
 
 
 
『一酎一心』
 
 
 
だと。
 
 
私はそう思います。
 
 
 
 
有名無名を売れない理由にするのはおかしいと思います。
 
 
有名無名を美味しさの基準にするのはおかしいと思います。
 
 
 
心底好きなら、キチンとオススメしますよ。
 
 
キチンとオススメすれば、売れますよ。
 
 
 
 
20席にも満たない店ですから、量はしれてますよ。
 
 
だけれども、
 
 
確実にお客さまの焼酎心にインパクトは残しますよ。
 
 
消えない味わいを・・・。
 
 
 
量は無理ですから、質で勝負します。
 
 
 
 
そういえば・・・
 
 
11年振りに訪問した蔵元さんの12年前の言葉
 
 
「量は追っていませんから」
 
 
きっぱりと言われた言葉は
 
 
信頼がおけ
 
 
今なお、変わらぬ質の良さで表現されておられます。
 
 
だからこそ
 
 
私たちも、変わらず大切に扱わせていただいています。
 
 
別れ際「来年は2泊の予定でおいでなさいよ。粋な昼宴会しましょう。」とのお言葉。
 
 
会わずとも、この12年の変わらない気持ちは瞬時に伝わったようです。
 
 
 
 
熱き想いがあっても
 
 
千の言葉を尽くしても
 
 
伝わなければ、意味がありません。
 
 
 
今、目の前に居る人に
 
 
今、手にしてる一酎を
 
 
しっかり伝えたい。
 
 
 
『一酎一心』
 
 
 
これが、私のスタイルです。
 
(携帯より)
 
 

麦焼酎に酔いしれて・・・

  • 2016.11.03 Thursday
  • 15:00

2016110218250000.jpg

 

11月1日は 本格焼酎の日



ですが…


うちは毎日、『本格焼酎の日』です(笑)



そんな夜のお話。




HPをしていると、国内どこからでも・・・大きくは世界中からアクセスがある。


素直に、『すごい!』と思う(笑)


『焼酎』は『国酒』として広がり始める♪


しかし・・・


まずは足元から・・・ですね。




当店のHPを見つけて、どんなもんなんだ!! と思い


わざわざ、姫路に宿をとり来店してくださった自ら「マニア」と称されるお客さま。

 

 

軽い挑戦状ですが(笑) 宿をとってまで・・・のお気持ちがありがたいですね。



「米や麦も悪くはないですが・・・やはり芋焼酎ですね。」



公私ともに認める!? 『麦の人』 の本領発揮。


というか…


『麦焼酎』の本領発揮のお手伝い・・・と言うのが正しいですね。



結果として、10杯ほど呑まれた振り分けは


芋焼酎1:米焼酎1:後は全て麦焼酎



別に、麦焼酎攻めしたわけではないですよ(笑)



お出しする中で・・・お客さまが「他にどんな麦焼酎ありますか!?」と興味津々の呈になり


あげくに・・・


「今日は芋焼酎は要りません。麦焼酎を呑みたいです。色々な味わいを知りたいです。」


お帰りの折りには…


「もう!芋焼酎は呑みません。これからは麦焼酎ですよ!! 麦焼酎がきますよ!!」



思わず、こちらが


「まぁ〜そう言わず、芋焼酎も呑んでください。

 しばらく麦焼酎を呑んで、芋焼酎を呑むと

 芋焼酎には芋焼酎の良さを更に感じますよ。

 で、また麦焼酎を呑むと

 麦焼酎の良さがより判りますよ。」


と言う程に、麦焼酎に酔いしれてくださった。(笑)





私たちの仕事は


個人の好みは別として、


間違えた経験による間違えた認識 を訂正していくことである。


間違えた経験により、好みから外れてしまったことへのリベンジである。


本格焼酎の本来の美味しさを伝えることである。



伝える…



味わいは勿論のこと


個々の特徴、蔵の様子、蔵元さんのお人柄を言葉で添えます。


毎年1週間から10日の時間を使い九州を訪れるのは、その為です(o^-')b !




焼酎は個々味が違います。


故に、味の表現方法も違います。


この違いが、扱い手や飲み手を楽しませます。


だから、


存分に楽しみましょうよ!!




若干、話が逸れましたが・・・



麦焼酎はまだまだ進化の最中ですね。


と、いうか・・・


ブーム以前から見ると随分と進化し、まだまだ変革の一路を歩んでいますね。


なかなか面白いアルコール飲料ですね。



10年程前に比べると、麦の産地だけ見ても


海外→国内→県内→市内→蔵の近所


と、移り変わりがみられます。


原料の麦の品質の向上


麦の品種改良(品種の多様化)


造りの技術の向上


長期熟成への取り組み


樽貯蔵への試み


造りはド素人の私ですが、呑んでいたら、判りますよ。



だからこそ、伝えたい!!



麦焼酎の美味しさを!



いやいや!



本格焼酎の美味しさを!!



マニアでも初心者でも関係ありませんよ。


今日は焼酎を呑みたいなぁ〜 と思う日ができればいいな♪


そんな日が、1日でも増えればいいな♪


と、思うだけなんです。




あっそうそう!!(笑)


昔のトラウマで「お湯割りは駄目」とおっしゃっていたのですが…


「これのお湯割りは、これまた絶品ですよ♪」の誘いにのってオーダーいただきました。


出会ったばかりですが、麦焼酎で紡いだ信頼関係。(笑)))



「27年振りにお湯割りを呑みましたが…全く違う!し、これは身体にいい。

 親父は年中水割りだから、教えてやろう!!

 こんなんを呑んでいたら、親父も長生きするぞ。」


とおっしゃって下さいました。



姫路という片田舎の 更に辺鄙な場所(笑)の焼酎居酒屋ですが


これからも、


本格焼酎の!麦焼酎の!!美味しさを伝えていきたいです。



どうぞ、酔いしれてください。


今宵も、ここちよい酔いをどうぞ。

(携帯より)

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