酒には物語がある!!

  • 2019.07.05 Friday
  • 18:48

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過日・・・お客さまからのリクエストがありました


「今度一緒に来る人に『前割り』を教えてあげたいから、オススメを1本入れて作っておいて」と。


2〜3週間程前に予約をいただいていたので


銘柄を選び、寝かし期間を決め、『前割り』を作りおきました



今回選んだ焼酎は


東シナ海に浮かぶ島、『甑島(こしきじま)』・・・下甑島の吉永酒造さんの


『その名は甑州 journey』


通常商品として 『その名は甑州(そしゅう)』 があります


同じ冠でありながらの・・・この『journey』は


この春、中学校を卒業した子供たちが育てた甘藷(かんしょ)で造られた焼酎です


甑島には 学校が中学校までしかありません


だから、必然的に中学校を卒業すると島をでることになります


いつかまた 島に戻り生活をする人もいるでしょうが


島外に生活基盤を築く人もいるでしょう


そんな刻を前にして、仲間と共に過ごした時間のひとつである


甘藷を育て 収穫をする経験


今はまだ呑める歳ではないですが


二十歳を迎えた刻に封を切る楽しみは、


心強い想い出でしょう



そんな想いを託され、製造された吉永酒造さん



味わいは


通常商品の『その名は甑州』のしっかり感はそのままに

 

 

爽やかさがプラスされています


それには、

 

 

農家さんではない子供たちが育てたという要因をうまく活かされた結果でしょうね。

 

 

私はしっかり感は勿論! この爽やかさを活かしたく思い、


前割りも2段階に分けました。


一升瓶(1800ml)に造ったのですが、


まずは 5対5で割りました


で、 一日寝おいて


違う割合のモノを造り 継ぎ足しました


で、


毎日一回 静かにゆっくり瓶を動かしました


あくまでも、私の勘ですが・・・その勘を大切にしています



ストレートで飲んだ印象と


蔵の・・・造りの様子を思い浮かべ


蔵元さんと話したこと、蔵元さんの想いを思いだし


青い海と 寝転び見上げた満天の星空を 懐かしく思い出しながら


味わいを私なりに決めていきます



蔵元さんが瓶詰めされた時点での味を損なわないように


は、基本の基本


プラス、割ることでの『その先の味わいを引き出す』が私の課題・・・というか役目



当日は焼酎を取り巻く環境の語りをしながら、お出ししました


島の暮らしの一端を知ることで、初めて出会ったはずの焼酎に


早くも愛着が湧きます


そして


前割りと今割ったモノを同時にお出ししました


みなさま、『前割り』の思った以上の香りの豊かさに驚かれていました


そして


飲み口の良さとお料理との親和性を楽しまれました




焼酎ひとつひとつに


蔵がある地域の物語があります


造りの物語があります


そして


味わいや香りの引き出しかたに物語があります



酒・・・焼酎にはたくさんの物語があります



味わいと共に・・・物語もお楽しみください


語れる酒には味わいがあります


そして


語れる酒を楽しんだ刻は語れる時間となり


たくさん過ごす時間の中でも良き刻となるでしょう



みなさま
どうぞお楽しみくださいませ

(携帯より)

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  • 2019.09.17 Tuesday
  • 18:48
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