東京物語 その3 麦焼酎シンポジウム

  • 2010.01.31 Sunday
  • 16:49
 『焼酎楽園』 第2回 シンポジウム

   麦焼酎の魅力を探る


まずは 基調講演 です。


  『麦焼酎の現状と可能性』

            黒木敏之 氏
  



黒木氏 は 宮崎県の 黒木本店 さんで

うちでは


『きろく (漢字変換で 出せなかったので ひらがなですが・・・)』

『たちばな』


を 置かせてもらった ことが あります。


勿論 私個人は

『中々』  『百年の孤独』  『山シリーズ』

と、 口にしたことは あります。


お風邪で 喉を 痛められているにも 関わらず、

熱い お話を してくださいました。


    

お話の中のひとつで


過去、「焼酎ブーム」 は 3度あったといわれている。


第1次ブームは 昭和40年代半ば〜50年代半ば であるが、

残念ながら 43年生まれの私には ピンッ とこない。

いわゆる 焼酎が 九州だけでなく 全国展開した 時期である。

(このときの 焼酎は 大手さんの いいちこ・二階堂 を指す)



第2次ブームは 昭和57年〜59年頃 であるが、

これは 分かるな!!

20歳を迎え 居酒屋デビュー をしたときは

まさに 『タコチュウハイ』 が 全盛期であった。

あの頃は 中ジョッキ または 大ジョッキ ででてきていた。

色とりどりのチュウハイに 大人の仲間入りを 感じていた。

また、 あの頃は

バブル全盛から終わりに入る時期でもあり

居酒屋は チェーン店が ドンドン進出していた。

いつ行っても ひとひとひと であった。

ワイワイガヤガヤ の中で ワイワイ言いながら 呑んだものだ。



そして

第3次ブームは まさに 近年のことで

私たちも 渦中に 居た。


店をオープンした2004年 (平成14年) 7月

まだ 姫路では  『焼酎?!』 な感じだった。

そんな中での 焼酎専門は

周囲に 心配され 反対まで された。


毎夜 お客様に

焼酎のできるまで・・・ 的な 話をして 説明をした。


その甲斐あってか

うちのお客様に関しては

銘柄で 飲まれることはなく

味で 呑んでいただける。


その頃の

メモや こちらがお付けした 付箋を

今も 大事に手帳に 貼ってくださり

悩んだ時は その中のものを 呑まれている。


ブームは あれよあれよと言う間に 広がった。


これには 困った。


今まで ごくフツーに入荷していたものが 入らない。

値段は 『定価』購入 が決まりなので

その点は なにも言うことは無かったが・・・。

(酒税上、原料高騰上は 仕方がない事で)


しかし


日本酒圏の姫路で 焼酎を知ってもらうには

いい機会となった。


気をつけたのは


銘柄呑みでは無く、 

味を知ってもらうこと。

味・蔵元さんのお気持ちを 伝えることは 

惜しみなくした。


銘柄指定のお客様には


ただ 「置いていない」 と言うだけではなく


 「それは 〇〇酒造さんのですね。

 〇〇な感じの 焼酎ですよね。

 それでしたら うちの 〇〇を 一度呑んでみてください。」


と、 対応した。


色々 呑む機会を もってほしかったし

知ってもらいたかった。


これは

ブームを 牽引した 芋焼酎 に限らず 

今回の テーマ の 麦焼酎 も同じだ。


その為にも

休みの日には

他店に行って 色々な銘柄の焼酎を呑んだし

大阪まで 試飲会に行ったり

雑誌に 焼酎の専門店として載っているお店にも

足を運んだ。


そんな時 ありがたかったのは

親から 呑める体質と口 を

遺伝的に もらっていたことだ。

まず、 これがなくては

話が 始まらない。



お品書きには

蔵元さんで撮らせて頂いた写真と

その焼酎に対する 私の 感想を書いている。


お話の中での 麦焼酎の現状は 厳しいようだ。

ブーム終焉 と 世間では言われ

実際 このシンポジウムでも 何度となく 出てきた言葉だ。


終焉?!


と、正直 感じる。


確かに興味本位だけの方は 一巡しただろう。


しかし


この中から 焼酎に はまった人の数は 計り知れない。

と、 私は思う。


うちに 関しては

今だ 焼酎を探しておられる方が

HPを見て 来てくださる。


探して・・・・

ちょっと語弊があるな。


ゆっくり 味わいながら飲めることを 求めて・・・

みなさん 共通の思いだ。

そんな感じで 来店してくださる。


そして

常連の方々は

相変わらず 焼酎を 楽しんでおられる。


呑み方も

以前は ロック派 が多かった。

確かに 私たちも ロック だった。


しかし


蔵を訪れるたび

その中で 

蔵元さんの お話を聞く中で

呑み方は 変わっていった。


最近は


もっぱら 夏でも 湯割が 多い。

それか

水割り である。


焼酎の 呑み方も

お客様に 伝えていった。


これは

お客様にとって

焼酎の味の伸びの 新しい発見

と、なったようで

またひとつ

焼酎の魅力を 理解してくださり

呑む楽しみを 見つけてくださった。


こうしていると

こと うちに関しては

以前の ブーム の頃と なんら変わりがない。

と、 思っている。

確かに

飲酒運転撲滅 の上での

来店数の減りは 別として。



こうして 思うと


 終焉


と、 言っているから

   思っているから


終焉  に なるんであって


もっと 違う角度から 見てみれば

もっともっと

いいように 見れるのでは

と、 思う。

もっともっと

可能性は 発見できるように 思う。




のんきな 考え方なのかな・・・・・?!

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