先日 とある奥様がおっしゃいました。
「さわこさんも同じだと思いますが
私は 主人に連いて行っているのではありません。
同じところを見ているから、 共に歩んでいるのです。」
これは、他の方からの問いかけがあり 答えられたものなのですが。
「同じところを見て 私は私なりに歩んでいます。
“連いていく” そんな気持ちでは 楽しくありませんし 続きません。」
「ねっ!! さわこさん」
私は 大きくうなずきました!!
「はい。 そうです。」
夫婦で働いていると・・・
ましてや 主人が事業主となると
どうしても 嫁は 連いて行ってる と、考えられがち。
確かに 『連れ添う』 気持ちがないと 続きませんが・・・。
『ついてく』 という気持ちでは 到底続きません。
この奥様のおっしゃるとおり
見ている先が 同じところにあるので
同じところを見ようとしているので
それに向かって歩いていくと
共に歩んでいるんであって。
わたしは私
な部分もあり、
それに伴う 責任と責務は 覚悟するわけで。
これが 夫婦で自営業を営むことなのだと 思っています。
この奥様とは 今度 星空のもと 焼酎を酌み交わしながら語りあう予定で!!
今から 楽しみにしています。
夢と希望と ちょっぴり愚痴・・・になっちゃうかもね。
公私ともにお世話になっているドクターがよく言われます。
「自営業は 夫婦が同じ方向を見ていることが 一番大切」
だと。
うちに 来店のお電話をくださる時も
「今日は やっていますか?! 席は空いていますか?!
身体は元気ですか?! 心も元気ですか?!」
と、よくおっしゃいます。
「お席のご用意できますし、 心身ともに とっても元気です!!」
と、答えると 笑ってらっしゃいます。
こうして 自営業の心得を 自分の中に刻んでいっています。
来月には 10周年を 迎えます。
このところ こうした事を 改めて見直す気分になっています。
そうした時 昔友人が言った言葉を 思い出します。
「〇〇ちゃんが 言っていたよ。
さわちゃんはいいね。
ニコニコして おしゃべりして お酒を作っていたらいいのだから。」
と、 とある友人が オープンから半年が過ぎたあたりだったでしょうか 言いました。
聞いた私も なにも言う気にはなりませんでしたから
「あっそう!!」
と、ながしましたが・・・。
今でも 私の立場は 『楽』 と思われがちです。
ある意味 『楽』 です。
それは 『楽しい』 と言う意味ですが。
でも 最近は 思うのです。
そう見られている事は ある意味 褒め言葉なのだと。
居酒屋の女将が 大変そう!! と見られるより
『楽』 と見られている方が
来店してくださるお客様は ゆっくりのんびり できますものね。
ゆっくりのんびり していただくために うちはある訳で
女将の呑気さも 必要なのでは!!
なんて 前向きに とらえております。
これからも 続く限り
だんなと 同じ先を見据えながら
時に 寄り添い 時に 尻を叩き?!
常に 3歩 後ろを歩いているフリして?!
仲良く やっていけたらと 思います。
とりとめもない話でしたが ちょっと最近思うことを 記してみました。