久しぶりに 焼酎のことを書きたくなった。
なんてことないことなんだが・・・。
いち愛飲者として 焼酎を語る時
「あれはうまい、これはいまいち。 あれとこれならこれがいい。 あれはいらん。」
などと 自分の嗜好のみで語り、飲むのが普通だ。
私も実際、 焼酎以外なら 好み優先だが、
基本はお店のマスターにおまかせだ!!
しかし
売り手側となると そうは言えない。
ましてや 自分が選んで扱っているモノとなれば なおさらだ。
時に
そうして聞こえてくる否定的な表現に イラッと感じることもある。
あまりに 真向にむかいすぎているのかも しれないが・・・。
その証拠に 扱っていない銘柄には なんの反応もない (>。<)ゞ
先月の九州の旅で 色々感じ、考える事はたくさんあった。
すみません。 旅の報告が まだですが・・・
毎回 たくさんのことを感じ帰ってくるのだが
今回は 将来を見据える自分がそこに居たからか、 より深く感じるところがあった。
そして
また今までと違う姿勢で 焼酎に向き合うようになった。
個々の焼酎に対して 向き合う形は 正直違った。
球種豊富にむきあうモノもあれば・・・
ストレートオンリーなモノもあった。
そこを 変えてみると なかなか面白い顔に出会える。
夫婦生活と一緒で 向き合う形を色々変えると 何年経っても面白い。
うちらのように 四六時中一緒だと 球種の豊富さが 長持ちの秘訣に思えるのだが・・・。
なんて 抽象すぎる表現なのだが・・・。
最近 ある銘柄を
「これ おいしいんですよ」 とお連れ様にも勧めながら飲まれるお客様の来店頻度があがった。
その銘柄
正直 今まで食中酒として 扱いづらい銘柄だった。
食後のバーカウンターで バーボンのように まあるい氷に添わすように注ぎ入れて飲んだら美味しいだろうな
と、思っていた。
ある会で その焼酎の蔵元さん自体が 「うちの焼酎は食後に合います」 とおっしゃいましたので、
よけいに そのイメージで 固定化されました。
しかし
お客様は まずは ビールを数杯飲んで 食事後半に飲まれます。
既に お造りなどの繊細な品は終わっていて、肴で味もしっかりしているものをつまみながらの時間です。
杯数は そこそこ飲まれます。
では、そこで・・・
食後に合う味わいの焼酎を 食事に合わすには・・・。
と、考えた時
水割りで飲まれるので その割り加減を考えます。
ありがたいことに 来店頻度が高いので
扱う頻度も高く
焼酎に向き合う回数も 当然高く
最近その焼酎と相性が合い始めました。
あくまでも 感覚ですが・・・
食後酒と思っていた君を 食中酒として提供するには この味わい?!
なんて話ができるように なりました。
楽しいですね。
これも その銘柄を愛飲してくださるお客様のおかげだと つくづく思います。
今、 またひとつ 一方通行な恋かも知れませんが 恋する焼酎が増えました。
その流れで 違う銘柄と先月から向き合っています。
どのポイントで割っても 美味しくいただける焼酎なのですが・・・
せっかく出会えたのですから より相性を求めて 会話中です。
最近 以前より少し深く会話ができるようになりました。
しかし
まだまだ彼たちの魅力は隠されているように思います。
偶然にも この蔵元さんの講演をその昔 拝聴しました。
お人柄は わかるつもりです。
とても素敵な方です。
なので もっとポイントが隠されていると感じるのです。
あと一歩は・・・
たぶん 直接お話したら見えてくるようにも思うのですが・・・。
お話して、時間が合えば飲みかわして・・・とすると
ほんと!! 今まで見えなかった味のポイントが見えるんですよね。
だから
毎年 九州に行くのですが。
その機会があるかないかは ご縁しだいですね。
今は まず一人 恋してみようと思っています。
どの銘柄?!
もし、気になる方がいらした ご来店ください。
そして
「お奨めの あの芋焼酎」
と、声かけてくださいね (∩。∩)♪
その時のお食事中の品を見て 違うものを出すかも知れませんが・・・。(笑)
さぁ!!
今日も 営業に向けて 準備だ!!