先日13日 結婚12周年を迎えたのだが・・・
早いものだ!!
本当に! 早いものだ!!
13年前の9月11日 海の向こうでは 同時多発テロ
塩谷家では 結婚するの?!どうするの?!テロが起こった!!
2年前に書いた記事だが・・・
『9月11日』 &
『9月11日つづき』
今思えば・・・
いや・・当時も気づいてたかも・・・
付き合った先に結婚。
と思いながらも・・・
そんな時間をあの歳で過ごせば 結婚せずにいたかも。
そう思えば あの突然やってきた時間は必要だったのかも。
これが 『御縁』 なんでしょうね。
そんなこんなで うちには 同じアルバムが2冊ある。
カバーの若干の色の違いは
大学、就職と転々としただんなと 初めて実家を出たのがこの結婚での姫路 の差。
先々週 高校の同級生が来店してくれた。
とは言っても
私は3人と一度も話したことが無い。
513人もいたら そうだろう・・・。
だけども
この歳になって出会い 思い出話に花が咲くと 楽しく話せる。
本当に楽しい時間が過ごせた。
私を呼ぶのに 旧姓で呼ぶ時と 時折「女将さん」と呼ぶY君
思わず 「旧姓で呼んで!! 同級生から「女将さん」は違和感あるわぁ〜」 と。
同級生の来店があると 帰宅後アルバムを眺めるだんな。
布団に入ってだんなが一言。
「おっ! さっき見たアルバムに写っていた子がここにおる」
「そやろ! ピチピチした子が写っていたやろ」
「そやな。 2人とも すっかり・・ おじさん、おばさんになってしもうたなぁ〜〜〜」
「そやなぁ〜。 あれから29年だもん」
そう2人は高校2年の時のクラスメイト。 17歳になる年。
クラスメイトとしては よくしゃべる仲?!
私がその時もった だんなの印象は
『この子このまま大人になったら 生きにくいやろなぁ〜。 大変やろなぁ〜』
でも この歳になれば解る。
羨ましかったのだ。
自分の感性のままに振る舞えることが 羨ましかったのだろう。
ずっと 自分の感覚を傍に置いて生きる道を模索していた。
これも 世間をうまく立ち回る術?! 少しでも楽に生きる術?!と思いこむようにして。
だけど
この性格だから・・・ 我慢しきれなくて ちょくちょく ほんとの自分が顔を出す。
しかし
就職をして10年。
もういいだろう!! 結局は生きにくいにのだから。
同じ辛い思いをするなら 自分の感性のままに素直になろう。
そんな事を思って 転職をした。
そして
だんなに再会した。
再会したら 解った。
あの時 羨ましかったのだ・・・・・ と。
高校2年生の一年間は クラスメイトとして過ごしたが
3年生になると 進路は違い 校舎の階も違い 顔を会わすことはなかった。
今思い返せば 会うとか会わないとか なんてことも 考えなかったな。
そんなもんだろう。
そして
卒業も終わり、進路も決定した 春の入学式を迎えるだけの頃だったと思う。
出かけようとした矢先に家の黒電話が鳴る。
自分しかいなかったので 玄関から戻り 電話に出ると
電話の向こうには だんなだった。
???
なんて思いながら 話をした。
要約すると 自分は浪人をする。 お前はどうすることに決まったのだ。
それと
少しばかりの 思い出話。
そして
「じゃ〜 元気でな」
電話をきってからも ??? と思いながら靴をはきでかけた。
そんな電話の事も 楽しい短大生活の中で 時間が経ち忘れていた。
13年前の再会の瞬間 「あっ!!! 電話してきてたな」 と思いだした。
だんなにいうと だんなも電話をしたことは覚えているらしい。
だけども何故?!電話をしたかはさだかではないらしい。
先日聞いてみた・・・ 「電話は他にもしたの?!」
「いや おまえだけやで」
いまだに ちょっと謎の電話。
しかし
今思えば ちょっと乙女チックに思えば
あの高校2年生のクラスメイトのときから 細々と糸はつながっていたのかも
あの電話は未来につながっていたのかも・・・。
時折 「なぜ2人は仲がいいのか?!」 と、聞かれる。
『なぜ』 に答えられるいい答えはみつからない。
子供もいない2人 常にガチに向き合って生きている。
最近 これかなって答えのかけらがみつかった。
それは
『同級生』 である。
それは どちらかが上でも下でもない 同級生。
まぁ〜余談だが、 高校時代の成績は 2人とも 学年の底辺を支えていた部類・・・。
2人そろって 下 である。
そんな2人は 同級生
やはり これが 秘訣の1つかな?!
結婚が決まった時 高校の同級生に報告すると
「ここまで結婚せんときて なんで今さら “同級生”なん?!」
と電話口で言った彼女。
その時は 「そうやな・・・」とちょっと思ってしまったが
今なら 言うよ。
そんな2人は 同級生
だから 良かったのかも。
この思いが 13周年14周年・・・・・この先も言えるように
少しの努力は おしまないにしよう。