先日、店から見える四つ角で今月2回目の事故がありました。
完全な前方不注意でしょうね。
ブレーキ音はなく、ドォン!!と言うぶつかり音のみ。
事故の音は馴れることはなく…ゾッとしますね。
思えば…
先日、事故の日からちょうど6年が過ぎました。
大事な愛車は廃車になりましたが…
(車両保険には入ってますが…査定基準がなんとかなりませんかね!?愛車査定とか…)
大きな怪我もなく済んだ事故でした。
しかし、自営業者の辛いところ…働かないと無収入( ̄▽ ̄;)
今では、カウンター話のひとつです。
と、言うのも…(;¬_¬)
事故は店の近所でした。
事故の相手さんに促されるまま車外に出て、安全!?な場所に勧められるまましゃがみこみました。
音を聞きつけてやって来た方々に…
「警察に電話した?」
『私がするんですか!?』
「うん。したらいいよ」
電話したものの…頭が回転しない私は…
『すみません。電話変わってもらっていいですか!?』
と、傍に心配して居てくださる男性に携帯を差し出しました。
「危ないから、車のパーツここに置いておくよ」
と言われ…そんなに壊れてるの!?GW(仕入れ旅)には間に合って修理できる!?
なんて考えながら…だんなに電話しました。
「塩ちゃん、車ぶつけられたぁ〜」
『場所どこどぉ』
「○○」
『よし。今、段取りつくから(仕込み中の)火消したら行くわ』
少しずつ…現実認識を始めた私は、相手さんの「大丈夫ですか?」の言葉に答えるのもめんどくさくなり始め
「もう少ししたらだんなが来ますので、話はだんなにしてください。」
と告げ、だんまりを決めました。
しばらく!?すると…
『これ!ぶつけられたっちゅうレベルちゃうやろがぁ〜』
と、赤い自転車にまたがっただんなが怒鳴っています。
声のする方向を見上げると…どうやら怒りの矛先は私のようです。
ほっときゃいいのに…何かしら返事をしようとした私は…
「そんなの知らんやん!!ぶつかってきはったんやから!!」
と、言い返しました。
その後…フト周りを見渡すと、ギャラリーの方々の姿がありません(-_-;)
お礼の言いようがなくなりました。
どうやら…
だんなの怒鳴っての登場と私の言い返し辺りで、人は退いていったようです…。
その時…静かに近付き声をかける男性が…
「ご主人様でしょうか!?」
ここでみなさんは必ず一言!!
「そら!怖かったやろなぁ〜。えらいのに当ててもたf(^^;)と思たやろなぁ〜。自分やったらびびるわぁ(笑)」
『そらないやろぉ。でも、確かに…平日の真っ昼間に事故から2、30分でだんなが現れたら何の職業や!?と思うわな。』
「いやいや!!そのうえ、そのなり(がたい良く、5分刈りの頭)にそのいでたちで、赤い自転車は無いわぁ(笑)」
私はその後、初救急車で病院へ。
車の引き揚げは、だんながいつもの車屋さんに連絡してくれてました。
次の日「修理間に合うの!?」と聞く私を、車屋に連れて行ってくれました。
写真はその時に撮りました。
今更ながらゾッとしました。
事故の次の日、相手さんの保険屋さんが来られ、資料をつくるための質問。
「奥さん、誕生日を教えていただけますか!?」
『明日です。』
だんなが横から『病院のベッドの上で迎えずに良かったですよ。』
相手さんは「本当に、すみませんでした。」
毎年誕生日の度に思います。
元気に迎えられることのありがたさ。
この歳で「おめでとう」でもないやろ…と言う人もいますが、当たり前のありがたさ。
歳を重ねて判ることですね。
自動車保険も掛けれるだけ掛けていたので、色々役にたちましたが…やはり保険は使わないのに限りますね。
(携帯より)