『判る』のか…『解る』のか…

  • 2016.05.30 Monday
  • 18:30
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突然ですが…



焼酎の味は、ひたすら飲めば判る。


しかし…


解るかどうかは別だと思う。


解るために、旅に出る。


蔵元さんを訪問させていただいて、話をして、蔵を見せていただく。


この時間には、たくさんの解るヒントがある。


解ると、焼酎を割ることが楽しくなる。



そして、


焼酎を割ることを解る為に



珈琲をドリップして淹れたり


日本茶を急須で煎れる。



どちらも、温度が決め手のひとつになる。


温度帯の変化で味に変化をもたらす。


その変化の仕方を、焼酎を割る時にもちいると…なかなか面白い。


邪道と言われることも、やりようで良い結果をうむ。


何事も、やるかやらないかである。


やらずして、世間の評価を正論と思いたくはない。


人のやらないことも試していきたい。


そうすれば、もっともっと!!焼酎の魅力は膨らむと思う。



判っただけで、解ってなかったら意味がない。


机上の空論にならぬように…。


と、言うことで(笑)


近々、今年の焼酎蔵訪問に旅立ちます。


今年は少しばかり…長旅になりそうです(笑)

(携帯より)

カープ女子

  • 2016.05.27 Friday
  • 05:10
昨夜のこと


お客さまとの会話の中で


「カープ女子は可愛い」




思わず言った


「私も24年前に…」


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残念ながら、広島球場に足を運べたのは一度きり。


しかし、


よき思い出。


広島ファンの父の影響のひとつ。


父は、今も広島カープを応援している。


父は おおらかな気持ちで応援していると言うが・・・


広島が負けた日は今も不機嫌だと母は言う。


近いうちに…


父と新しくなった広島球場に足を運びたい。


広島駅から球場に続く あのロードを歩きたい。


(携帯より)

愛情

  • 2016.05.18 Wednesday
  • 16:48
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先日、初めて来店してくださった方に


「お品書きの字は、料理への愛情をとても感じる」


と、言っていただいた。



確かに、意識はするところで…


まずは、注文していただかないと食べて、美味しさを知っていただけない。


だから、第一歩目である…注文の入り口である『お品書き』には心を遣う。


『料理への愛情』という言葉を心において…書いてみた。


だんなに、「どれがいい!?」と見せると…


どうとも言えない表情で「どれもいい」と言って苦笑い。


自分の名前をこうも連呼されるのは恥ずかしいようだ(笑))))

(携帯より)

味わいの表現

  • 2016.05.15 Sunday
  • 04:44
毎日…本格焼酎を割ることが私の仕事です。


ロック、加水、水割り、お湯割り、炭酸割り…


そのまま出すことはなく、何かしら手を加えます。


手の加え加減は、


焼酎の種類によっても違いますし


一緒に食べられるお料理によっても違いますし


何杯目かによっても違いますし


勿論!お客さまのお好みによっても違います。


あっ!


季節によっても違いますね。



私が一番大切にしていることは、


『食中酒』


であると言うこと。


その焼酎の特徴を表現しつつ、料理に寄り添う。


ゆるゆる…と飲んでいただく、まさに『だれやめの酒』であるということ。


そういうことを芯のひとつにして扱っているとひとつの流れができてくる。


それが


私の表現であり、店の味となってくる。


しかし


時折


これでいいのか!?


と、思う。


それは、迷いや不安ではない。


ただ、新しい表現を見いだしたくなる。


世界を広げたくなる。


しかし…


なかなか他店で焼酎を口にすることはない。



そんな中、先日焼酎を口にした。


あえて、自分も扱う同じ銘柄の焼酎を選ぶ。


味わいの表現の違いを楽しむ。


どちらがどう…ではない。


目の前にある、その焼酎の味わいを楽しむ。


しかし…


違いの根本は考える。


まずは


絶対的な経験値の違い。


しかし…この方との差は埋めようが無い。


だけれども…私自信の経験値の積み重ねはできる。


だから、この点は置いといて…。



作る人間が、その焼酎にもつイメージ…その焼酎のどんなところが好きなのか!


が、味を決めてくる。


そして、


作る人間が、普段何を好んで飲んでいるか。


が、味を決めてくる。



私は、そう思いました。



バーテンダーとして、洋酒を扱う方の焼酎の水割り、お湯割りは重みがありました。


思うに、洋酒の度数にあると思います。


高い度数に馴染みがあります。


高い度数での旨さの表現に馴染みがあると思います。


高い度数での飲みやすさの表現方法を数多く持っておられると思います。



その経験値が『味わいの表現』に如実に出ていると思いました。




私のアルコールの歴史!?は…ビールに始まり、酎ハイ、ロゼ、ウォッカ炭酸割り、清酒…かな!?


焼酎はまだ14年生(笑)



本当の意味でワインを味わいだしたのは、ここ数年。


近年、洋酒も口にしますが…あくまでも勉強がてらで、『割る』ことをしています。



やはり、作る人間のアルコール歴史は関係するのではないでしょうか!?


そんなことを考えた…先日の焼酎の水割り。



『味わいの表現』



ワクワク♪する、永遠の課題ですね。


たくさん!たくさん!多種(酒)多様ようにいただいて


更なる世界を広げたく思います。

(携帯より)

言霊

  • 2016.05.09 Monday
  • 14:26
言霊「ことだま」


人が発する言葉には


霊力が宿っています。


そうは思いませんか!?



私は幼き頃から、自分の発する言葉への配慮を親に教えられてきました。


「腹が立った時は、一度言葉を飲み込んで、心で整理しなさい。」


「心で一度言ってから、言葉にしなさい。」


そう諭されてきました。


そうするうちに…


なぜか…


「さわちゃんの怒ったところを見たことが無い。だから、怒らしたら想像がつかないから怖い」


と、言われるようになりました。


言われるようになると…余計に怒りをストレート表現することを封じられたようで…


怒りを表現することがなくなりました。



その分、観察力が増し、分別力が研ぎ澄まされた気がします。


ある意味、一番たちの悪い人間になったのかもしれませんが(笑)。




2012年の『古事記』編纂1300年に際し、改めて『古事記』を読むようになり


年に何度か読み返したくなる時期があり、幾度となく読み返してきましたが…


言葉の大切さを見直す機会を得ました。


その中の一つ


伊耶那岐神と伊耶那美神の国生みの場面です。


竹田恒泰さんの『現代語古事記』の中での一文ですが…


「言霊(ことだま)といって、言葉には霊力が宿っていますから、重要な場面で言葉を間違えると、悪い結果が生じるのです。」


と、あります。


敢えて、『古事記』の内容文は書きませんが…


親の教えの大切さを今一度、噛み締める今日この頃です。




前置きが長くなりましたが…


先日のとある日


ブラリ…主人と自転車で走っていた日


交差点で信号待ちをしていると…


「ふざけんなよ!!」


と、荒げた言葉が背後から聞こえてきました。


これが、大人の言い合いなら振り返ったでしょう。(笑)))


その日は振り返りませんでした。


その「ふざけんなよ!!」は母親から幼き子にむけられた言葉でした。



話の流れは


反対側の横断歩道を渡り終えようとする親子。


母親が子供たちに「あっ!コンビニに寄って帰るから」


長男であろう子が「やったぁ〜☆」


即座に、母親が子供に向かって「ふざけんなよ!!」


長男の返す言葉はありません。


さらに、「昨日、買うたやろ!」


聞こえていた私たちは聞こえないふり…。


しばらく走って…


「産まれてこのかた、親に『ふざけんなよ!!』なんて言われたことないよね。」とポツリ…。


仮に、


我が店内で聴こえれば…容赦なく言葉を発しますが


さすがに…


驚きが先にきてしまいました。


「昨日、買うたやろ!」と言うなら…「ふざけんなよ!!」は要らないじゃありませんか!?


急を要する場面でも無いのだから、穏やかに…普通に…話せば解ることではありませんか!?



言葉の大切さを


言葉の美しさを伝えるのは


大人の役目ではないでしょうか!?


まず、親が子へ伝えるべきことではないでしょうか!?




『言霊』



人として、


そして、


カウンター商売の私は、常に心を配るところであります。

(携帯より)

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