『ちんぐ』な宴
- 2016.06.30 Thursday
- 16:52
先日のこと
長崎県壱岐島より
『重家酒造』の横山雄三さんが来店してくださいました。
重家酒造さんとは11年来のお付き合い。
ここ3年は上陸しておりませんが、毎年のように壱岐島に行きました。
行くたびに新しい場所を訪れてブログに案内していると・・・
「壱岐の人間より壱岐を知っている!!(笑)」と 壱岐の知り合いに言われました。
壱岐は ナビ無く自由に走れる島です。
雄三さんも当店だけの為の姫路に1泊しての来店を楽しんで下さっています!? (笑)
で、
回数重ねると…ネタを考えますね。
せっかくだから…前回とは違う趣向で…と考えます。
前回は『雪洲の会』でしたから
今回は『ちんぐ(白麹)』をメインにしました。
まずは、炭酸割りするなら…こうでしょう!! の提案の一杯。
『焼酎選び』&『炭酸選び』&『度数設定』ですね。
そして、
試飲タイムは雄三さんに説明をお願いしました。
丁寧なお話に、みなさん真剣に聞き入っておられました。
今回はストレートで味を見て、チェイサー(水)をはさみ口を変える…。
酒器はお猪口で。
話を聞きながら味を利くとより判りやすいですよね。
みなさん、頷きの時間でした。
さてさて…
今回は『酒器』というテーマをもちました。
当たり前に口にはこんでいる酒器ですが、
改めて比べてみるのも面白いかな!?と思いまして。
『グラス』と『陶器』と『ワイングラス』そして『紙コップ』
『紙コップ』はお遊び (笑)
同じ焼酎を注ぎ、飲み比べ。
結果は…
「意外ありかも!!」と 紙コップに評価ありました。
意外性とマイナスイメージからのスタートが効を奏した感じです。
しかし、
「香りが判りやすい」などきちんとした理由ありの評価です。
後で主人と話したのですが…
要らぬものを削ぎおとし、簡潔明瞭に…無味無臭にしたものが
『紙コップ』の今の形なのではないか。と。
しかし、店で出すものでは無いな (笑)))
味の輪郭がハッキリするのは 『グラス』とのお声もいただきました。
手への収まり感も落ち着くとのことです。
収まり感、持ちやすさ・・・
馴染む・・・ということは 大切なことです。
違う蔵元さんのグラスも断りを入れて使うのがうちのやり方です (笑)
「良いモノは良い」を伝えたいので。
さて、テーブルの上はグラスで溢れましたので
気に入った酒器を 一つないしは2つ選んでいただきました。
さぁ〜ここからはざっくばらんな宴です(o^-')b !
当店で寝かしておいた『2年前の夏ちんぐ』です。
19度ですから、しっかり冷やしてストレートないしはロックで楽しんでいただきました。
敢えて、今年の『夏ちんぐ』との比較はしませんでした。
普段より、飲みごたえ…味の深み、割ったときの味の伸び方重視の当店です。
お客さまも嗜好が似てこられます。
と言うか、うちではうちの楽しみ方をしてくださっています。
なので、
比較無しのオンリーにしました。
案の定(笑)一升瓶はすぐ空いちゃいました。
予想して『ちんぐ(白麹)』の前割りを用意していましたので、そこんとこOK!!です。
『前割り』は焼酎によって割合、寝かす期間は変えております。
今回は、『夏ちんぐ』が冷やした状態でしたので、『前割り』も冷やしておきました。
10名様の宴でしたが…度数が低めとは言え、2升空きましたね(≧∇≦)♪
米麹に麦を掛ける『壱岐焼酎』を知って、味わっていただきたい。
雄三さんのお人柄にふれてほしい。
当たり前で大切な酒器選びへの意識。
ご参加いただいた方に少しでも伝わり、楽しんでいただけたなら幸いです。
少人数の会しか催せませんが、だからこそできることをこれからも考えていきたいです。
雄三さん、ご参加いただいたお客さま
本当にありがとうございました。
これからも、焼酎と共に当店もよろしくお願いいたします(*^ー^)ノ♪
会のあと 反省会?!と称して 焼酎談義。
花が咲きすぎて・・・ 深夜に及びました。
帰りのタクシー待ちの ほわぁん💛とした時間の一枚。
(携帯より)