夏のある日に感じたこと。
- 2016.08.31 Wednesday
- 17:41
昨年の夏休み
花火と焼酎を持ってお出かけした。
今年も同じように自転車に積み込み、ペダルを漕いだ。
ピンポ〜ン♬
ドアを開けると
「わぁ〜さわこさんだぁ!!」 「やったぁ!!」の大歓声。
「俺は!?」の声は無視されて…
「さわこさんだぁ!!」の連呼
ちびっこ殿方…いつまで言ってくれるかなぁ〜。
花火を横目に…
暗くなるまでは、大人の時間。
今年は、霧島酒造さんの『茜霧島』
ちなみに… 昨年は、本坊酒造さんの『別撰熟成桜島』
私たち焼酎を扱う者にしたら、有名大手さんの焼酎。
しかし、
一般消費者からしたら、「目にしたことないなぁ〜」の反応。
スーパーの棚に並んでいても、意外に気がつかない。
気がついても、味を知らないから敢えて手は出さない。
説明を受けて、勧められれば別だろうが…。
マニアックに攻める消費者は別として
購入時に「いつもの…」なんて感じで、あれこれ探索しないのが普通かも知れないなぁ〜。
と、いうことで…
焼酎普及活動家として(笑)スーパーの棚に並んでいながら手にとらない一酎を持参する。
日本一売れている銘柄に並ぶ一酎であれ、広きすそのを持つのは難しい。
確かに日本一売れているが、新しく手にした消費者の数はどれほど伸びただろうか。
伸びたから、日本一売れているのではあるが。
『リピートと新規』
どちらも均一とは言わなくても、伸びなければいけない。
これは、飲食店も同じだ。
底辺を支えて下さっているのは常連の方々ではあるが、
商いを続けるには、底辺の長さを伸ばさなければならない。
つまり
新しいお客さま、常連さんになっていただくべくの新しい顔が必要である。
常連さんになっていただけるかは、私たちの腕のみせどころならぬ相性でもあるが。
話はそれたが…
有名である
名が通っている
さてさて、どこでだろう!?
昨日とは違う方に手に取ってもらえたか!?
違う方の口に入ったか!?
数の数え方を違う角度から見てみたい。
そんなこんなで
都会ならいざ知らず、
地方の片田舎で
まだまだ…やること一杯に感じながら
打ち上げ花火に歓声をあげる小さな彼氏たちに笑みがこぼれる夏の一時であった。
(携帯より)