お品書きは、表現だ。
- 2017.01.31 Tuesday
- 15:47
久々に言われたなぁ〜
「下手な字だなぁ〜」
初めてご来店のお客さま。
まぁ〜何と言われようといいんですがね。
この時も、私に直接言われた訳ではないので、
私も聞こえてはいましたが…聞こえていない素振りでスルーしました。
昔、書道の看板をあげていらっしゃる方に
「あり得ない邪道の字」と直接言われた時は
満面の笑みで
「私は書道家ではないので。居酒屋の女将ですから。」と返答しました。
多分…その方は2度目の来店はないように思います。
私にとって、お品書きは
注文をいただく入り口です。
お品書きを見てどれだけ興味を持っていただくか…です。
なので、意識することは
お品書きを見て、どれだけお料理をイメージしていただけるか…です。
そう意識するうちに
『字』ではなく『絵』に近いものになってきました。
過去に
音楽を生業とされるお客さんに
「これは絵だね」と評していただきました。
また違う方は
「この字を見ていると、美味しさが伝わってきて頼みたくなるね。」
「このお品書きを読めるようになれば、常連の証だね(笑)」
こうして…
15年やってきました。
私にとって
お品書きは、表現の場です。
これからも、良い意味で進化はさせていきたいと思います。
読み辛い時は、遠慮なく声をかけてください。
音読いたします(笑)))
(携帯より)