先日 お声をかけていただき 京都は松尾大社に向かった。
『戦国焼酎グランプリ』なる焼酎イベントが執り行われた。
総勢25蔵が集結し 来場者は個々飲み比べ
最終 お気に入りの今日の一杯の投票をする。
当初は お客として参加すべくチケット購入。
その2日後・・・ 一本の電話で 手伝い側になった。
朝5時起床で 新幹線に乗り込み 9時には到着。
「田舎もん故 不慣れな京都・・・ 迷子になったら」との心配で(笑)
早めの到着を画策したが・・・ 早すぎた!!(笑)
新幹線から 市営地下鉄〜 阪急京都線〜 阪急嵐山線と 乗り継いで
阪急松尾駅 下車
駅の正面には 『松尾大社』 一の鳥居
『松尾大社』 は 「まつおたいしゃ」と言っていますが
正式名は 「まつおのたいしゃ」だそうです。
一の鳥居をくぐり 早朝の静かな参道を 歩く。
二の鳥居をくぐる
この時点では 知識がなく 「何がぶら下がり 何の意味を持つのだらう」 と話していたのだが
帰り調べると
榊の小枝の束とのこと。
「脇勧請(わきかんじょう)」と呼ばれる榊の束12本が下げられている。
ちなみに うるう年は13本とのことである。
はるか昔は この枯れ方で その年の豊作具合を占ったとのいわれが残っているそうです。
この形は 鳥居の原始形式を示すものと 伝えられています。
まずは 本殿にお詣りをする。
松尾大社
境内は松尾山の東山麓に位置する
古代には 松尾山頂の磐座で祭祀が行われていたが
大宝元年(701年)に現在地に遷座したとされる
室町時代末期以降松尾大社が
「日本第一酒造神」と仰がれる由来は
秦の始皇帝の子孫と称する秦(はた)氏【近年は 朝鮮の豪族の末裔とされる】の大集団が
朝廷の招きによって この地に来往し 酒造を特技とし
秦氏に 「酒」 のという字の付いた人が多かったことではないかとされる
さてさて
集合時間の10時に近づくにつれ スタッフ、蔵元さんが集合を始め
戦い前の静けさの中
お互いの自己紹介
実は イベントの参加蔵を見た時に
ほとんどの蔵元さんと面識がある中
唯一と言っていいほどに 面識がなく 焼酎を見ることもなく呑んだこともない蔵があった。
なので その2蔵の味を知るためにも イベントの参加を決めたぐらいだ(笑)
すると・・・
担当は 夫婦別れて 2蔵にそれぞれお手伝いさせていただくのだが
なんとまぁ〜 まさに味を知りたかった2蔵の担当となる。
このところ
球磨焼酎の面白さを楽しんでいたので 『まさに!!』 の出会い
だんなは 球磨郡多良木の 『那須酒造場』
この写真 イベント後に撮ったのですが
なかなかの手ごたえがあったようで いいお顔のツーショットになりました。
私は 球磨郡水上村の 『松下醸造場』
歳の差 20歳 親子ほどの歳の差ペアーで 頑張りました (笑)
この2蔵の焼酎の紹介は またの機会としますが
さっそく 取り寄せて ラインナップに加えておりますので
どうぞ カウンター話を肴に味わいを楽しんでくださいね💛
しかし
イベント中は 楽しかったなぁ。
松下君が用意してくださった法被をはおり
焼酎の説明 人吉の話 水上村の話 を お客さんにしていると
「熊本からわざわざいらしたの?! 遠いところを」
と 何度となく言われ 蔵人と勘違いされた。
そのたび 「いえいえ 姫路からです!!」
「えっ?! どういうこと?」
「実は 2人は 今日が初対面なんですよ(笑)」
「どんな繋がりで・・・?!」
「まぁ〜 お城つながりですね」
「なるほど! 熊本城と姫路城ね」 とみなさんなんとなく納得。
これも 焼酎のパワーですな(笑)
焼酎の薦め方は色々ありますが
焼酎の本質の説明は 蔵元である松下君の役割なので
私は 熊本の 人吉や水上村といった 焼酎が醸し出されている風景の紹介をした。
中には
「熊本には行くけれど いつも市内ばかりだから 今度は人吉まで行ってみたくなったな」
「人吉や水上村 行ってみたくなりました。 そこで呑んだらおいしいだろうね」
そういったお声もいただきました。
結果 上位3位発表の中に呼ばれることはありませんでしたが
「初めて米焼酎を飲むのですが・・・」のたくさんのお客様に呑んでいただいたことは
順位ではない成果が あったと思います。
『戦国焼酎』という表題ではありますが
何と戦うのか?! 誰が敵で・・・味方か・・・
いやいや ここ松尾大社に集った人々の中の話ではないな。
ここ松尾大社では 何にかは判らないが 共に戦おう!! って感じですかね(笑)
雨の予報が一転晴天で お天気・会場ともに 熱い一日でした。
色々な面で 普段お店のカウンターで繰り広げていることは
カウンターの中だけではない どこに行っても通用すると 確信する一日でした。
会場の近くには 『新饌田』
古くから 神事として行われている 「御田祭」 今は 7月の第3日曜日に行われているようです。
片付けの後 移動して
まずは 今日この日に知り合った方たちと 0次会
19時から始まった打ち上げは 蔵元さん・スタッフと ワイワイガヤガヤ
最終の新幹線には乗らないといけない私たちは
後ろ髪引かれながらの22時退席。
店を出て ビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!
日曜日の22時に 溢れんばかりの人また人の 四条木屋町
京都の夜の凄さに圧倒されながら 新幹線に乗り込み 24時前姫路到着。
長く短い一日でしたが 有意義な一日でした (⋈◍>◡<◍)。✧♡
しかし・・・
お客さんは別として 蔵元さん・スタッフを見渡すと・・・
年齢が上から数えて・・・5本の指に入る(@ ̄□ ̄@;)!!
若い方と難なく触れ合える!! いやいや・・触れ合ってもらっている?!
これも 焼酎のご縁でしょうね💛
これからも 変わらず 触れ合ってもらえるように 頑張ろっと💛
どうぞよろしくお願いいたします。